東京・東大和市の老人ホームで、認知症の高齢者が入浴中に溺れて死亡する事故があり、男性介護福祉士が、警視庁に書類送検された。

男性介護福祉士は2019年6月、東大和市内の特別養護老人ホームで、認知症の高齢者を入浴させていた際に目を離し、高齢者を溺れさせ、その後、死亡させた業務上過失致死の疑いが持たれている。

介護福祉士は、高齢者の顔の一部が水につかっていることに気づき、すぐに浴槽から引き上げたということだが、高齢者は、搬送先の病院で死亡した。

老人ホームは、「家族には大変つらい思いをさせてしまい申し訳ない。再発防止に取り組む」とコメントしている。