川村真文弁護士の「フェミニスト」概念の把握

《松浦コメント》

個人の尊重を基本理念とする日本国憲法は個人の生き方の多様性を肯定する。川村真文弁護士の「フェミニスト」概念の把握は日本国憲法が前提とする当該価値観と整合的である。

これに対して、上野千鶴子一派が従来説いてきており現在もなお説いているフェミニズムは「女性は常に被害者、男性は常に加害者」の型枠を前提に、当該型枠に合致する事実だけを無理やり型枠に嵌め込み、当該型枠に合致しない事実は無視する、という強引な事実認定を行う傾向が強いいびつなフェミニズムであったのであり、日本国憲法が前提とする上記価値観との整合性を欠いている。